Slackのマルチチャンネルゲストに無料枠はない。1人目からフルメンバーと同額の課金になる。外注先が多い体制では料金が積み上がりやすく、代替の設計が必要になる場面もある。
訂正(2026年9月3日):本記事の旧版では「フルメンバー5人につき1人分が無料枠」と記載していましたが、これは誤りでした。Slack公式の仕様に基づき修正しています。
Slack マルチチャンネルゲストの料金はいくらか
マルチチャンネルゲストは1人あたり、通常のフルメンバーと同額の月額料金がかかる。2026年9月時点のSlack公式料金では以下の通りだ。
| プラン | ゲスト1人あたり |
|---|---|
| プロ(年払い) | ¥925/月 |
| プロ(月払い) | ¥1,050/月 |
| ビジネスプラス(年払い) | ¥1,920/月 |
具体的な試算例(プロプラン・年払い):
- 外注先4人をマルチチャンネルゲストとして招待 → 4人 × ¥925 = 月額 +¥3,700、年間 +¥44,400
- 外注先が8人に増える → 月額 +¥7,400、年間 +¥88,800
なお1チャンネルのみに参加するシングルチャンネルゲストであれば、有料メンバー1人につき5人まで無料で招待できる。
シングルチャンネルゲストとマルチチャンネルゲストの違い
| シングルチャンネルゲスト | マルチチャンネルゲスト | |
|---|---|---|
| 参加できるチャンネル数 | 1チャンネルのみ | 複数チャンネル |
| 無料枠 | 有料メンバー1人につき5人 | なし |
| 料金 | 無料枠内なら¥0 | 1人目からフルメンバーと同額 |
| 向く用途 | 単発案件の外注先 | 複数プロジェクトにまたがる外注先 |
シングルチャンネルゲストは1つのチャンネルにのみ参加できる。1案件・1チャンネルで完結する外注先向けで、有料メンバー1人につき5人までは無料だ。
マルチチャンネルゲストは複数チャンネルに参加できる。継続的な開発パートナーや複数プロジェクトにまたがる外注先に向くが、無料枠はなく1人ごとに全額かかる。
マルチチャンネルゲストを招待する手順
Slackのワークスペース管理者が、サイドバーの「メンバーを招待」から操作する。
- 「メンバーを招待」をクリック
- 招待したい相手のメールアドレスを入力
- 「ゲストとして招待」を選択
- 「マルチチャンネルゲスト」を指定
- 参加させるチャンネルを複数選択
- 招待メールを送信
招待された相手がすでにSlackアカウントを持っている場合はそのまま参加でき、アカウントがない場合は招待メールからアカウントを作成する。
マルチチャンネルゲストの機能制限
マルチチャンネルゲストは、招待されたチャンネル以外にはアクセスできない。以下の機能にも制限がある。
- ワークスペース全体のメンバー一覧を閲覧できない(招待されたチャンネルの参加者のみ確認可)
- ダイレクトメッセージはフルメンバーからゲストに送ることはできるが、ゲスト側からワークスペース全体を検索してDMを送ることには制限がある
- アプリの追加・管理はできない
- ワークスペースの設定変更には参加できない
外注先との連絡・情報共有という用途では、これらの制限は多くの場合で問題にならない。「そのプロジェクトのチャンネルだけで連絡できればよい」という使い方なら、マルチチャンネルゲストで十分機能する。
1つの案件・1つのチャンネルだけで完結する外注先には、無料のシングルチャンネルゲストの方が向いている。シングルチャンネルゲストの詳細・向いているケースはSlackシングルチャンネルゲストとはにまとめている。
ゲスト料金が膨らむのはどんな場面か
Slackのゲスト招待は、外注先や招待する相手が少ない場合はコストを抑えやすい。ただし、以下のような体制では料金が積み上がりやすくなる。
- 複数の外注先を常時招待している(5〜10社以上)
- プロジェクトのたびに外注先が変わり、招待・削除が頻繁に発生する
- 外注先ごとに別のプロジェクトチャンネルを作り、複数チャンネルに跨る管理が必要
こうした状況では、外部メンバーの招待人数で料金が変わらない設計の案件管理ツールと役割分担する方法もある。Slackは社内のコミュニケーションに使い、外注先との案件管理・進捗確認は外部招待コストのかからないツールで行うという分担が、外注先が多い体制では費用を抑えやすい。
Slackのゲスト料金が外注先の人数で変動して費用が読めなくなっているなら、外注先との案件管理をPaqutに移すことで費用を固定にできます。Slackはそのまま社内連絡に使いながら、外注先とのタスク管理・進捗確認だけPaqutで動かす——この分担で外注先が増えても月額は変わりません。
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