外注先やクライアントをタスク管理ツールに招待しようとするとき、「他の案件まで見えてしまわないか」という不安が先に立つことがある。
この不安は、もっともなものだ。社内で使っているツールに外部の人を入れるということは、何らかの形で、こちらの情報空間に相手を招き入れることになる。何が見えて、何が見えないのかが分からないまま招待するのは、確かにリスクがある。
何を心配すべきかを、先に整理する
招待にまつわる不安は、大きく3つに分けられる。
一つ目は、招待した相手が、依頼した案件以外の案件を見てしまうこと。二つ目は、複数のクライアントを同じツールに招待している場合、クライアント同士が互いの存在や情報を見てしまうこと。三つ目は、招待された側が、自分の会社の他の情報と、招待先の情報を混同してしまうこと。
この3つのうち、どれが起きるかは、ツールの設計に左右される。
ワークスペース型の設計と、プロジェクト分離型の設計
多くのタスク管理ツールは、1つの「ワークスペース」を中心に設計されている。社内のメンバーも外部のゲストも、同じワークスペースに入る。この設計では、ワークスペース全体がデフォルトで見える状態になりやすく、プロジェクトごとのアクセス制限を、都度、個別に設定する必要がある。設定を忘れると、意図せず他の案件が見えてしまうことがある。
プロジェクト(グループ)ごとにアクセスが分離される設計では、招待された人は、招待されたプロジェクトの外を、そもそも見ることができない。都度の権限設定を忘れるリスク自体がない。
招待する前に確認しておきたいこと
外部の人を招待する前に、次の3点を確認しておくと、不安の多くは解消できる。
招待した相手が見られる範囲は、プロジェクト単位か、ワークスペース全体か。複数のクライアントを招待する場合、クライアント同士が互いを見える設計になっていないか。招待された相手の、自分の会社の情報と、こちらの情報が、同じ画面上で混ざらないか。
これらを確認してから招待すれば、「見えてしまった」という事後対応ではなく、最初から安心して運用できる。
マルチテナント設計という考え方
Paqutは、招待された側が、自分の所属(テナント)を保ったまま、招待されたグループにだけ参加する設計になっている。招待する側から見ると、案件ごとにグループを作り、そのグループに関係者だけを招待する。招待された側から見ると、自分のホーム(自分の会社の情報)と、招待されたグループの情報は、別のものとして扱われる。
クライアントAをグループAに、クライアントBをグループBに招待すれば、クライアントAとクライアントBが互いの存在に気づくこともない。
安心して招待できることが、巻き込む判断を軽くする
「見えてしまわないか」という不安が解消されると、外部の人を招待するかどうかの判断そのものが軽くなる。この案件には呼んでいいか、この人には見せていいかを、毎回慎重に検討する必要がなくなる。
外部の協力者を日常的に巻き込む働き方では、この安心感が、実務の速度に直結する。
Paqutでは、案件ごとにグループを分け、外部ゲストは招待されたグループだけにアクセスできます。招待した相手が、他の案件や他のクライアントの情報を見ることはありません。
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