著者
岸本拓也
株式会社オルアナ 代表取締役社長
応用情報技術者
記事一覧 (315本)
- 社内の都合でプロジェクトが止まるとき、社員には理由が伝わる。外部の協力者には「見送りになりました」としか届かない。
- 社員の昇給は会社が決めて伝えてくる。外部の協力者は、自分から値上げを切り出さなければならない。
- 社員は会議の議題を自分で立てられる。外部の協力者は、いつも誰かが立てた議題に答える側に回る。
- 社員が他の会社の仕事をすることはない。外部の協力者が他のクライアントを持つことは、なぜか少し後ろめたい。
- 会社のチームページに載るのは、給与を払っている人だけだ。プロジェクトを支えた外部の協力者は、そこにいない。
- 社員の仕事道具は会社が用意する。外部の協力者は、自分の生活が入り混じったPCで、画面を共有する。
- 社員の内線番号は会社のものだ。外部の協力者が教える電話番号は、生活そのものにつながっている。
- 社員が手がけた仕事は、会社の実績になる。外部の協力者が手がけた仕事は、自分の実績にできないことがある。
- クライアントの前では会社の看板を背負わされる。トラブルのときは、個人の責任にされる。
- 社員の学びには会社が投資する。外部の協力者の学びは、自分の収入から削るしかない。
- 社内では「👍」で済む返事が、外部の協力者には「本当にこれでいいのか」と何度も読み返される
- 発注が二段、三段と連なるほど、いちばん下にいる人が、いちばん歪んだ情報を受け取る
- 社員が休むとき、理由は自然に伝わる。外部の協力者が休むとき、その沈黙は「対応が遅い人」として記録される。
- 社員は聞かなくても分かる略語を、外部の協力者は毎回、聞くか調べるかしなければならない
- 社員の給料日は会社が決める。外部の協力者の入金日も、実は発注側が決めている。
- 外部の協力者が出した結論は、社内の会議室でもう一度、別の人の名前で決められる
- 渡された締め切りが本当の締め切りとは限らないと、外部の人はもう知っている
- 社内では席にいることが仕事の証明になる。外部の協力者には、返信の早さしか証明がない。
- 外部の人は、完成形を知らないまま「部品」を作らされることがある
- 外注先・フリーランスと機密情報をどう扱うか|NDA(秘密保持契約)の要否と、渡す情報・渡し方の決め方
- 外注管理とは|選定から契約・進行・検収・評価・終了まで、6つの工程で整理する
- 送る側は、いつでも送れる。受け取る側は、いつでも見ていなければならなくなる。
- 社員のミスは、外に出る前に誰かが拾う。外部の協力者のミスは、直接届く。
- 社員の給与は、来月も変わらない。外部の協力者の収入は、依頼が止まった瞬間に変わる。
- 社員は名前で呼ばれる。外部の協力者は、会社名で呼ばれることがある。
- 社員は無理な依頼を断れる。外部の協力者は、断ると関係ごと失うかもしれない。
- プロジェクトが成功したとき、手柄はその場にいた人に流れる
- 新入社員には猶予がある。外部の協力者には、初日から満点を求める。
- 頼むたびに値段が見える相手には、頼みにくくなる
- 何かが失敗したとき、その場にいない人から疑われる